ごはんとおかずの定食がいちばん
最近、糖質ダイエットとか言ってご飯を抜くのが流行っていますけども、伊達式は炭水化物はダイエット中でもしっかりとるべきだといいます。
体を動かす1番のエネルギー源ですし、脳がキチンと働くためにも炭水化物は必要です。なくなるとイライラしてくるはずです。
ダイエット中だからこそ脳に栄養与えて安定させないといけません。主食は絶対に不可欠です。
パンやパスタで軽く済ませた方が、ダイエットには良いと思いがちですが、小麦は精製されて粉になっていてお米のように原型がわからないですよね?
噛まなくても飲み込めるし、消化にあまりエネルギーを使いません。パンやパスタは小麦粉に塩や油脂を混ぜた加工食品なので、消化酵素を無駄遣いしやすいのです。
(米はフードアレルギーはありませんが、小麦にはあるので、消化酵素を無駄に使うそうです)
消化酵素の無駄遣いは代謝酵素の不足を招き、代謝を下げてしまう可能性があります。パスタよりリゾット、うどんより日本そば、ラーメンよりチャーハンを選ぶようにしましょう。
パスタでもパンでも米粉で作ったのは小麦より全然よいと思います。
ご飯をしっかり食べないとむしろ太ると思ったほうがいい
パンよりご飯の方が食べ応えがあるし、腹持ちもずっと良いですよね?ご飯の方が水分が多いし、塩分もゼロですよね。
お米は腸内環境を整えてくれる腸内細菌の餌にもなります。それに、ご飯は必ずおかずや汁物がつきます。1回の食事からいろいろな栄養素が取れるので、パンよりずっとヘルシーです。
パスタやサンドイッチといった、女性が好きそうなワンプレートディッシュの方が、しっかりとした定食より太りやすいとは驚きですが、ごはんは太るという意識を捨てた方がいいですね。
魚や肉がメインのおかずを中心に、おひたしやサラダといった副菜と味噌汁やスープといった汁物、それに漬物などを添えた組み合わせの定食が理想的です。
おひたしやサラダなどの副菜の野菜に含まれるビタミンやミネラル、酵素などはメインのおかずを消化・代謝するときに大切な役割を果たします。
主食で炭水化物を、主菜でタンパク質と良質な脂が取れれば、三大栄養素もクリア!
あとは、それらをしっかり消化・吸収して燃やすためのビタミンやミネラル、酵素を副菜でチャージして、汁物で体を温めて水分補給する。これが定食の黄金バランスです。
定食は本当によくできたダイエット食です。
和食の方が余分な脂を使わずにヘルシーですが、洋食やイタリアンでも、チョイスを考えれば定食スタイルで食べる事は簡単です。
丼ものなどの単品メニューにはサラダや漬物、汁物をプラスする
中華でも油をたくさん使いますがダイエットにもOKです。
ニンニクやネギ生姜といった体を温める訳す薬味をたくさん使いますし、肉と野菜をバランスよく食べられるメニューも多いので中華はむしろ積極的に食べて構いません。
もし油が気になるようでしたらお酢をかけてください。酸化した油が中和されて体脂肪になるのをおさえます。
中華を選ぶときのコツは豚肉と山盛りのキャベツを炒めた回鍋肉や、ミネラルたっぷりのレバーを使ったレバニラ炒めなど男らしいメニューをガッツリ食べましょう。
発酵食品であるザーサイや中華スープなどが加わって、体がポカポカになるのがいいです。
気をつけて欲しいのが、餃子と焼きそばとか、半ちゃんラーメンセットなど、ラーメンの小麦粉とチャーハンの米などというように炭水化物をダブルで取ってはいけません。
洋食の場合パスタにバゲットが添えられていますけども、あれもダブル重ねです。
もし時間がない時は、牛丼屋に駆け込んで自分で定食を作ってください。牛丼にサラダかお漬物、味噌汁などといった感じで定食にしてもらえれば大丈夫です。
コンビニのお弁当でも、野菜が足りないと思ったらサラダや漬物を付け足したり、カップのお味噌汁を加えれば、それも立派な定食です。
主菜、副菜、汁物、漬物や納豆などの発酵食品があれば申し分ない定食です。あまり難しく考えずに、バランス良く食べれば大丈夫ですし、取れない場合も次の食事で補えば大丈夫です。
私の勝手な感想では、しっかり食事を取っていた昔の日本人でこんなに太っていた人はいなかったし、アジアのお米を食べている人たちに異常なおデブちゃんはいない気がします。
ラーメンや小麦が原料のものを週3日以上食べている人は4日に1度にするとフードアレルギーが
起きにくいようです。これについてはまた今度、もう少し調べてからお伝えします。